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【さぁくるどうでしょう】⑰―エスペラント語サークル センダード

 ネイティブがおらず、特定の地域で話されていないという言語。そんな言語を学ぶサークルが「東北大学エスペラント語サークル センダード」だ。エスペラント語とはポーランドの医師ザメンホフが1887年に創案した人工言語だ。エスペラント語は民族の言語や文化を尊重し、対等なコミュニケーションを取ることを目的として生み出された。現在では話者は特定の地域に偏ってはおらず世界中に広まっている。




 東北大学エスペラント語サークルは今年度から新たに創設され、5月から本格的な活動を始めている。毎週金曜18時頃から主に附属図書館のグループ学習室でエスペラント語の学習を進めている。またサークル名に入っている「センダード」とはエスペラント語で仙台を意味する単語だ。

 この日は本格的な活動を始めてから2回目。文字や単語の発音、簡単な挨拶などを学習した。講師は言語学を専攻としている寺嶋大輔さん(文・博士1)が務める。エスペラント語は文法規則に例外がなく、発音も簡単なため非常に学習しやすいことが特徴だ。エスペラント語の文字はアルファベットに無い文字がいくつかあるものの、ほとんどがアルファベットと同じだ。また発音も文字通り読めばよく例外の発音はない。「Saluton!(こんにちは)」、「Bonanmatenon!(おはよう)」などの簡単な挨拶も練習し、会は質問を交えながら和やかに進められた。当面は文法の学習を進めていくという。また他大のエスペラント語サークルとの交流も考えているという。

 文科系総合講義棟においてコーヒーを飲みながら外国語を学習するという「COFFEE HOUR」でも毎週月曜17時半からエスペラント語の教室が開催されている。寺嶋さんは「簡単なエスペラント語を学習することで新たに語学に興味を持つ人が増えてくれれば嬉しい」と語った。
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