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【特集・戦争と大學 第3回】記者のぼやき

 「日本は科学を軽視している」。たびたび耳にする言葉だ。実際、一人の無知な学生としては、感覚的には特に異論がない。だがこういった主張の一部では、科学を無垢で高尚なものとして持ち上げることもあるようだ。これにはいささか違和を覚える。発展と実用性にばかり傾倒した科学が過去、過ちを犯したのではなかったか。



 科学こそが社会に歩み寄る必要があると、最近では思う。科学は社会における必要性を主張する割に、民衆を遠ざけかねない事案を繰り返す印象がややある。役に立つ科学が至高だとは言わない。ただ科学に何ができるかということを、科学の外側から一度考えてみるのはどうか。



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