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【新聞週間】2024年度上半期 東北大学新聞を振り返る 改革推進 新総長就任 変化追う

 今年度発行した本紙の記事を振り返ってみたい。






 新たな総長の就任や「国際卓越研究大学」認定に向けた改革の推進など、本学は大きな変革期にあると評価できるだろう。その様子を学生独自の視点から報道することに力を入れた。4月号では、冨永悌二氏が本学次期総長候補に決定したことを受け、その選考の過程を報じた。大野英男前総長の任期満了に伴うもので、国際卓越研究大学認定に向けた改革推進の中心的役割を果たすことが期待された。4月には、冨永氏が総長に就任。5月号では、就任会見で語られた今後の抱負を伝えた。学内唯一の公認メディアとして、本学の在り方にも大きく関わるこうしたニュースには重点を置き、長期に渡って報道を展開している。



 本学教職員の研究成果も数多く報じてきた。インタビューなどで直接取材することを心掛けており、特に読者が多く関心を寄せそうなもの、大きな注目を集めるものを取り上げている。4月号では、本学災害科学国際研究所に所属する研究者による、令和6年能登半島地震被災地での活動を伝えた。サッパシー・アナワット准教授と國井泰人准教授に現地調査や被災者支援の様子について話を聞いた。その他にも、6月号では本学大学院生命科学研究科の安部健太郎教授らの小鳥のさえずりに関する研究について、7月号では、理化学研究所のスーパーコンピュ―タ「富岳」で学習した大規模言語モデル「Fugaku―LLM」公開について取材した。



 学生の活躍も積極的に報じている。5月号では、本学ストリートダンスサークルWHOのJapan Dancers’Championship準優勝についてインタビューを行い、大会にかけた思いを聞いた。4月号では本学学生によるアプリ開発を、7月号では照井希望さんの「みやぎライシーレディ」選出について取り上げ、部活・サークルの成果にとどまらず、さまざまな活動を報じている。



 6月号では、学生支援課活動支援係の熊倉康紀係長にインタビューしたほか、学内保育園独自の取り組みについて取材。普段の生活ではなかなか知ることのできないキャンパスの一面に光を当てた。



 記者独自の視点から取材した連載にも力を入れた。6月号と7月号の2号に渡り、本学の英語教育の実態に切り込んだ。TOEFL ITPの点数の推移や有識者への取材から、その成果と問題点を指摘。諸外国と学術英語能力の養成レベルを比較したほか、学生の間で英語学習に対する意欲に差があると評価した。

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