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報道部で芋煮会 芋煮ができるまで

 宮城県に住んでいる人ならば秋と言われて「芋煮」が頭に浮かぶ人も少なくないだろう。9月下旬、我ら学友会報道部でも「芋煮をやろう」という声が上がり、10月6日の決行が決まった。  芋煮会の運営は部員Wと筆者。具体的な流れと時間を決めてグループLINEに流し、改めて参加者を募ると、参...

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【書評】『三太郎の日記』 阿部次郎 著

 『三太郎の日記』は1914年に哲学者である阿部次郎(1883~1959)によって「第一」が発表され、その後「第二」「第三」と続いた作品。大正・昭和期においては青春のバイブルとして、学生必読の書であった。  本作では、作者をモデルとした主人公・青田三太郎が明治44年(1911年)...

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【ニュース】キャンパス内で盗難事件 学生支援課 見回り強化と注意喚起

 本学川内キャンパスで9月6日、片平キャンパスで7日に盗難事件が発生した。本学学生支援課は職員による見回りを強化するとともに、学内連絡網を用いて注意を呼びかけている。  9月6日午後、川内キャンパスの川内体育館一階の更衣室で、置かれたバッグ内の財布から現金が抜き取られた。学内には...

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メディアテーク、建築の秘密 柱は並木 公園のような空間に

 定禅寺通りでひときわ目を引く大きなガラス張りの建物、それがせんだいメディアテークだ。名前はフランス語で「メディアの入れ物」という意味を持つ。内部には仙台市民図書館やギャラリー、映像センター、スタジオなど、媒体を問わず多くのメディア資料が収蔵されている。目や耳が不自由な人のための...

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【突撃!隣のとんぺー生】パワーリフティング世界大会5位 ボディビル部 頼晃季さん

 突撃!隣のとんぺー生では、身近な東北大生の素顔に迫っていく。復刻版第一回は、パワーリフティングの世界大会に出場したボディビル部の頼晃季さん(理・3)。8月28日から9月8日までマルタ共和国で開催された、世界サブジュニア・ジュニアパワーリフティング選手権大会で、ジュニア53キロ級...

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【研究成果】緊急時特化の人工心臓開発 3分以内の血液再循環を 迅速かつ確実な回復目指す

  本学加齢医学研究所は、緊急時の使用に特化した人工心臓による補助循環システムの開発を進めている。血液を通すカニューレと人工心臓を一体化し、必要操作を最低限にしたもので、ガイドワイヤーを活用してすぐに心臓に接続できるようになっている。緊急時には臓器の機能回復を左右する指標となる3...

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【秒撮】西公園の留学生

 日ごとに秋も深まる10月末。青葉区・西公園を散策すると、和装で記念写 真を撮影している交 換留学生たちに出 会った。着物を着ているもの の、足元は通常とは異なって いる。正式な和装のような緊 張感はなく、少々ちぐはぐな 印象を受ける一方で、気兼ね なく話す彼らはとても...

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【一言居士】ー2024年11月号ー

 駅前のイオン仙台店が来年2月末に閉店する。前身のダイエー仙台店以来、50年の歴史に幕を閉じる▼「発達」と聞くと、どのような印象を抱くだろうか。背が伸びる、歩けるようになるといった子どもの成長を指す言葉だと思う人も多いだろう。しかし、心理学者バルテスによれば、人間の発達とは生涯に...

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【ニュース】DEI Lounge 国際交流棟に開設

 先月16日から、毎週水曜日に川内北キャンパスの国際交流棟内に「DEI Lounge」が開設されている。学生や教職員は誰でも利用でき、自由な交流やセミナーなどを通じてお互いが尊重し合う社会の実現に向けて学ぶことができる。DEI推進センターの教員や学生スタッフが常駐する予定で、自分...

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【ニュース】学務情報システム移行 履修登録にトラブルも

 本学の学務情報システムが新システム(UNIVERSAL PASSPORT 通称UNIPA)に移行した。旧システムは9月20日に利用が終了、新システムへのデータ移行作業を経て30日から利用が開始されている。 新システムのウェブ画面  新システムでは、旧システムからウェブページの画...

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【ニュース】クラファンで健康格差是正へ 持続可能な支援体制目指す

 本学研究者が代表を務める研究者チームとNPO法人ワンファミリー仙台は、クラウドファンディングプロジェクト「困窮する女性や若者を守りたい|日本で広がる健康格差の実態調査を!」9月2日からを開始した。目標金額は300万円で、寄付金はワンファミリー仙台と研究者チーム合同会議の開催費用...

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【ニュース】本学発スタートアップ カフェイン調節マシン提供開始

 独自のカフェイン除去技術で製造したデカフェコーヒーを販売する、本学発スタートアップのストーリーライン(東京)は9月3日、企業を対象に、カフェイン量を調節できるコーヒーマシンを提供する新サービス「CHOOZE COFFEE for BIZ」を始めた。県内ではすでに、ホテル松島大観...

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【研究成果】骨再生材料 歯科治療に応用 歯周組織の再生可能に

 東北大学にて開発された生体材料であるOCPcolの実用性がより証明された。歯科・口腔外科領域において骨欠損部の骨の再生だけでなく、正常な歯周組織が再生されることが発見された。歯周病などの治療において、歯の保存が可能となる理想的な歯周組織の回復が期待される。   本学大学院歯学研...

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【学祭】文化系サークルインタビュー 「小さな魅力」「大きな熱量」届ける

  今月25日から27日までの3日間、第76回東北大学祭が開催される。教室展示企画を予定している鉄道研究会、ブルーグラス同好会に学祭での展示内容やアピールポイントについて聞いた。 鉄道研究会  東北大学鉄道研究会は川内北キャンパス講義棟C101教室にて、鉄道模型のジオラマや、プラ...

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24時間で新聞作ってみました 報道部員 本気で挑む

  新聞を作ったことがあるだろうか。おそらくないだろう。我々報道部は日夜膨大な時間をかけて新聞を作成している。しかし、本気を出せば1日で1面くらい余裕で作れるのではないか。夏休み1日でどこまでできるのか試すことにした。  9月のある日の正午。新聞作成はネタ決めから始まる。今回は夏...

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公共政策大学院 独自の教育で「実践力」養う

  昨今、我々の住む東北地方を始め、日本各地で人口減少や地域の存続性などの課題がある中、公的な面からその問題解決を図る公共政策の重要性が増している。本学公共政策大学院は、まさにそんな政策立案の最前線で活躍する「政策プロフェッショナル」を育成する場だ。学生たちはどのようにして本院で...

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総合学術博物館 歴史と生物掘り起こす 東北 化石研究の集積

  本学総合学術博物館(理学部自然史標本館)は、化石標本を中心に幅広い分野の資料・標本を展示している。前号で掲載したコニュラリアの新種、イーハトーベンシスの研究など、本館で多くの化石研究に関わる永広昌之名誉教授に、本館や東北地方の地層の特徴、化石研究の魅力について話を聞いた。 標...

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【ニュース】文系食堂 給水器を交換 冷却機能低下が原因

  川内南キャンパスで営業中の文系食堂内に設置されているウォーターサーバーの一つが、8月23日に交換された。今年度に入ってから、SNS上では「文系食堂の水の味に違和感がある」といった投稿が見られていた。 交換され新しくなったウォーターサーバー(東北大生協提供)  投稿の真偽を確か...

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【ニュース】ラットの不安行動と脳の体積減少に関連性 PTSD治療の発展に期待

  本学加齢医学研究所応用脳科学研究分野の領家梨恵非常勤講師らの研究グループは7月10日、複数のストレスを受けたラットの不安行動が大きいほど脳の体積が減少することを発見したとプレスリリースに発表した。複数回のストレスにさらされたラットは、ヒトのPTSD症状と合致した行動を引き起こ...

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「103万円の壁」 意識 4割

  本学で「103万円の壁」を意識して働いたことのある学生が4割に上ることが、本紙のアンケート調査によって分かった。一定数の学生が壁の存在を意識せざるを得ない状態にあることが明らかとなった。  学生の年間給与収入が103万円を超えた場合などでは、学生自身に所得税が発生するとともに...

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【特集・大学に通うとは】大学教育の投資効果を検証 人生の「豊かさ」にもつながる見方示す

 大学に通う意味はどこにあるのか。教育にかかる費用がかさむ一方、それは必然的に問われることである。本特集では、大学に通う意味を経済的投資効果とウェルビーイングへの影響から個人レベルで評価し、さらに他の先進国と比較することによって日本の高等教育のあり方を探る。  大学教育は人生に豊...

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秋を快適に過ごす

  10月に入り、肌寒い日が増えてきた。筆者はこの時期になると、毎年体調を崩す。そこで10月以降に増加する体調不良の原因と対策について、筆者の体験を交えながらまとめたい。(竹室斉紘) 〇ウイルス感染症  9月から10月にかけて気温が急激に下がり、それに伴い湿度も下がってくる。低温...

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【特集・大学に通うとは】書評 『大学とマネー:経済と財政』 島一則 編集

 大学に進学することは、経済的に見て「得」であるのか。「得」であるとしたら、それはなぜか。本書は、大学をめぐるマネーの流れや、大学が生み出す経済効果について、理論や研究論文を取り上げながら解説する。  教育経済学では、大学進学が経済的にどれだけ合理的であるかについて、大学教育を投...

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【特集・大学に通うとは】Column: More equity, less prestige - Comparing Japanese higher education with Anglosphere

In the UK where some of the world’s oldest universities were established, higher education was labelled as ‘shops for selling class limitati...

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解説 「国際卓越」の教育改革

 本学は「国際卓越研究大学」の認定に向け、国際化の推進に取り組んできた。本学が昨年公開した『国際卓越研究大学体制強化計画(第一次案)』では、あらゆる側面において国際対応力の向上を目指す「全方位の国際化」や、国際性・開放性を主眼とする教育システム改革などの計画が示されている。具体的...

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国際化推進の真意探る 国際化は「研究大学のデフォルト」

  本学が国際化の推進を図る一方、すべての学生にその意義が浸透しているわけではない。本紙が学部生を対象にアンケート調査を実施したところ、国際化や国際共修ゼミの必要性に疑問を抱く意見が見られた。なぜ国際化は重要なのか。どのように国際化を進め、体制強化計画の達成を目指すのか。本学の副...

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拡大図る産学連携の現状 社会的価値の創出 支援伸ばす

  学術機関、企業、政府を連動させ、経済的価値を創出する産学連携には大きな期待が寄せられている。本学産学連携機構・スタートアップ事業化センターに取材し、産学連携の実態を探る。 ■資金受け入れ6年で倍増  国内の各地で近年、経費削減と研究力の強化を目指し、かつて企業組織の一部であっ...

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冨永悌二総長インタビュー

 冨永悌二・第23代総長の就任から半年が経つ。本学は新体制の下、国際卓越研究大学の正式な認定に向けて歩を進め、最終段階に入った。就任後の取り組みや今後訪れる学内の変化、そして改革を裏付ける本学の理念について冨永総長に聞いた。(聞き手は小平柊一朗) とみなが・ていじ 本学医学部卒。...

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