【紀行】ロシア紀行 ~悠久の歴史を求め サンクトペテルブルク編~
10月号からの連載企画「ロシア紀行」の後編。夏休みに行ったロシアへの一人旅の中盤、私はモスクワからサンクトペテルブルクへと向かった。サンクトペテルブルクはモスクワの北へ1000kmほど離れた位置にある都市だ。
10月号からの連載企画「ロシア紀行」の後編。夏休みに行ったロシアへの一人旅の中盤、私はモスクワからサンクトペテルブルクへと向かった。サンクトペテルブルクはモスクワの北へ1000kmほど離れた位置にある都市だ。
黒川郡富谷町が、先月10日、単独で「富谷市」に移行した。宮城県下で14番目の市となる。1970年代に始まる宅地開発で人口が増加。今年2月の国勢調査速報値の結果で、市制移行に必要な「人口5万人」の条件を突破したことで、富谷市が誕生した。
第133回サイエンスカフェ「生まれる前から心電図~胎児心電図を病室内で測れるようにする~」が10月21日にせんだいメディアテークで行われた。
「学都仙台を支えた『天財』展」が9月30日から12月27日まで本学片平キャンパス内にある東北大学史料館で開催されている。東北帝国大学をはじめ、宮城県さらには東北地方全体を様々な側面から財政的に支援してきた、斎藤報恩会についての資料が展示中だ。また、11月11日から12月27日ま...
本学交響楽団による「第167回定期演奏会」が来月3日に川内萩ホールで開催される。実行委員長の角淳一朗(すみ・じゅんいちろう)さん(工・3)に話を伺った。
本紙は今月25日をもって復刊50周年を迎える。先月号まで50周年企画として様々な企画を行ってきた。今回はその集大成として、これまで50年間を通して発行してきた新聞を俯瞰してみよう。
学祭最終日の午後、川内萩ホールで生物学者の池田清彦氏の講演「虫は人間(ヒト)よりおもしろい!!」が行われた。会場には、学内外から学生や子ども連れを含むおよそ400人の聴講者が訪れた。
学祭2、3日目の10月29日から30日までの2日間、C棟204教室で学友会演劇部の学祭公演「山荘秘聞」(さんそうひぶん)が行われた。
学祭2日目、野外ステージで行われたイベントは「第8回Mr.&Ms.東北大コンテスト」。学祭の目玉企画を見ようと開始前から多くの観衆が詰めかけた。
学祭1日目の16時から野外ステージで「とんぺー生格付けチェック~目指せ一流東北大生~」が行われた。このイベントは味覚やアートセンスなどの4つの審査を経て、どのチームが一流の東北大生にふさわしいかを決めるものだ。出場した団体はラッキー&ワッキーとびっくりまんチョコボーイズ、牛タン...
ひとまずは大きな問題がなく無事に3日間を終えられて安心しています。第68回東北大学祭にご協力してくださった協賛企業様、東北大学教職員の方々、参加団体のみなさまには感謝しつくせません。なにより多くの来場者の方にお越しいただき嬉しい限りです。第68回東北大学祭ではおよそ3万2000...
10月28日から30日にかけて、第68回東北大学祭が本学川内北キャンパスで行われた。例年通り学内外問わず多くの人が訪れ、老若男女が楽しみ学んだ。
10月15、16日にかけて仙台六大学野球秋季リーグ最終節、本学対宮城教育大学(以下宮教大)の試合が行われた。本学は執念の追い上げを見せるも宮教大に僅差で敗北しシーズンを終えた。
『三月は深き紅の淵を』という謎めいた小説に魅了され、それを追い求める人々の姿を描いた物語。本の中に本があり、気が付くと読者が登場人物の一人になっている。そうした不思議な感覚が読後に待っているだろう。
恩田陸さんは、ファンタジーからミステリーまで、幅広いジャンルで執筆を行う仙台出身の作家である。今回は、恩田陸さんに作家の生活や大学時代のことを伺った。
世界各国にある国々は様々な体制を持ち、その体制になるために様々な困難を乗り越えてきた。現在世界でも数少ない社会主義国として存在しているキューバもその一つである。その困難を乗り越えるために戦った戦士たちのことを知っているだろうか。フィデル・カストロらが率いた革命戦士たちだ。そ...
9月末日。報道部員達はあと数日経てば素敵な夏休みが終わってしまうことを憂い、悲しみに暮れていた。夏休み開始当時の輝きはどこへやら。部員達の目は苦悩の色に染まり、もっと夏休みが続いて欲しいと願うばかりである。しかし、当然時間というものは待ってくれず、部員達が絶望し、悲嘆しても休み...
どん底―― 。タイトルからして鬱屈さを醸し出すこの戯曲は、1901年から02年にかけてロシアの作家マクシム・ゴーリキーによって執筆された。100年経った現在でも幾度となく上演されている名作だ。
医学系研究科の大隅典子教授を領域代表とする文部科学省科学研究費補助金新学術領域「多様な〈個性〉を創発する脳システムの統合的理解」(領域略称「個性」創発脳)が発足した。多様な分野の研究者が連携して「個性」がどのように創発されるのかを理解することを目指す。
旅や冒険、探検に憧れる人は多いだろう。見知らぬ土地に行き、未知の体験をすることで、自分の世界観が変わりそうな予感、何かが待っているという期待感。それでもやはり、拭い切れないのは「不安感」だ。憧れてはいても、実際に一歩踏み出すまでには多少の勇気がいる。
夏休みも終盤にさしかかった9月某日。昼に起きてはベッドでゴロゴロするという怠惰な生活を繰り返してきた筆者は目前に迫った第2セメスターの開始に戦々恐々としていた。このままの怠惰な生活のままではとても健全な大学生活など送れまい。なんとかこの腐ってしまった根性を叩き直さねばならない。...
近年日本では大学進学率が大幅に向上し、短期大学や専門学校を含めるとおおよそ2人に1人以上が進学という選択をしている。この選択は果たして個人の幸福に結び付くのだろうか。本書『東京難民』はその問いを本質的に考えるうえで我々に大きなインパクトを与える。
東京大学の西田究准教授、理学研究科の高木凉太助教らは、大西洋沖で発生した爆弾低気圧によって励起された脈動実体波を日本の観測記録を用いて観測し、嵐によってP波だけではなくS波も励起されることを世界で初めて検出した。地震以外で震源となり得るものが見つかったこと地球の地下構造をより詳...
『異邦人』はアルベール・カミュを代表する作品だ。「きょう、ママンが死にました」という大胆な一文から始まり、人間社会の不条理をテーマにした実存主義小説として評価が高い。また、無神論者と理神論者の間における価値観の違いを鮮明に表現した独特の文体は、読み手を文字の世界へと引き込む。